12月17日(水)シェイクアウト訓練と災害救助講演会
2025年12月17日 15時08分今日は県下一斉に11時から大地震襲来に備えての「シェイクアウト訓練」がありました。
シェイクアウト訓練とは、2008年にアメリカで始まった新しい形の地震防災訓練です。この訓練は、地震発生時に身を守るための安全確保行動「まず低く、頭を守り、動かない」を、参加者がそれぞれの場所にいながら一斉に行うことを基本としています。本校では3時間目の授業のさなかでした。
以前は机の下に潜り込むことは迅速にできているが、机の脚部をつかんでいないため、本当の強い揺れが起きた際には、机が動いてしまいあまり意味がなかったのですが、今回はその反省は十分に改善されていました。
続いての④時限目は、日本赤十字社松山支部から職員の方(有馬さん)に来ていただき、災害救助に関する講演会を持ちました。有馬さんは、昨年の正月に起きた能登半島地震の支援に実際に行かれていたそうです。被災した皆さんが避難所等でしんどい避難生活を送っているのを目の当たりにし、改めて災害発生時の「自助」「共助」がいかに大切かを丁寧に教えてくださいました。
講演会の後半には、身の回りにある物を使っての負傷者の搬送法や一人でも負傷者をより安全な場所に異動させる方法等について教えてくださいました。
愛媛南部の内陸にある松野町では、おそらく、大掛かりな支援の手は十分に届かないかもしれません。災害発生時の動きについては、人任せにせず、自分たちで備え、心掛けておかねばなりません。