12月1日(月)まちおこ(人権委員会)の様子
2025年12月1日 19時38分今日から師走、令和7年もあとひと月、時間の過ぎるのは何と早いものか…。今日は、午後、人権委員会の”まちおこ”を持ちました。「CIL星空」代表の井谷重人さん、副代表の浅沼裕子さん、井上良一さん、スタッフの森岡さん、平山さんにおいでいただきお話をしていただきました。
障害者が障害のない人と同じように暮らしていける社会にしたい!という「CIL星空」さんの理念の下、松野中学校に講演に来ていただいたのです。障害の「害」という表記については、「障害は障害者本人ではなく、社会にある」という社会モデルの考えのもと、平仮名ではなく漢字で表記をしています。
CILとは、Center for Independent Livingの略で、自立生活センターを表しているそうです。障害者自らが運営し、障害があってもなくても、地域で自立した暮らしをするためにヘルパー派遣、困ったときの相談、仲間づくり、居場所づくりをサポートなさっている団体です。実際に自立生活をなさっている皆さんにとって、社会にはまだまだ多くの不便を感じることが多いようです。その声を世の中に届け、社会に反映させ、社会にある「生きづらさ」をなくすため活動されている団体です。
講演に続いて、人権委員会が進行して、「だれもが住みやすい社会とは?自分たちにどんなことができるだろう」というテーマで、地域の方々にも一緒に加わっていただき、話し合いをしました。
机上や頭の中で考えるだけでなく、人との交流、直接の対話の中で初めて気付くもの、感覚、たどり着ける場所があるのだな、と改めて感じました。それほど、それぞれのグループでの交流は、温かく、優しい言葉が飛び交っていました。
本校生徒たちも、いろんな視点を持っていて、広い視野で社会のことを学び取っているのだな、とうれしく、驚きました。
言葉が足らず、意を尽くせませんが、本日おいでいただいたCIL星空の井谷さんはじめ皆様、大切な学びの時間をいただき、ありがとうございました!ますますのご活躍をお祈り申し上げます!人権委員の皆さん、すばらしい時間をありがとう!