旧校舎と校舎改築の旅2022.8.28
2022年8月28日 05時00分
今回は、時間をかけて築かれた灰色の基礎の上に、木の香りがする校舎が大きなエネルギーを伴って建築されていく予感を感じさせられます。そのために、たくさんの物資もまた現場に持ち込まれていきます。そのような空気感をお伝えできればと願っています。
平成25年5月17日です。
美術室付近
句碑の付近に新しい穴が掘られました。ついに、生徒玄関の建設が始まるのか?
この2つの「目」は、ワークスペースと3年教室の間のトイレの裏窓です。
工事のための物資を積んだ車両が、続々と。
美術室付近
5月20日です。
生徒玄関と思しき部分です。
特別教棟の基礎の上に、足場が組まれています。
体育館の屋根が広く写っている 旧校舎の屋上からの撮影だと思われる
木工・金工室付近
この頃から、木材の搬入が盛んになりました。
上部がギザギザの金属の板は、どのように使われるのでしょう。
通常、残された写真の中の興味深い部分を切り取り拡大する「トリミング」という作業を、ホームページ作りでは繰り返します。ところが、今回はトリミングは、ほとんど行いませんでした。情景を広くとらえたままの方が、この頃の工事現場の空気感が伝わると考えたからです。
5月21日です。
社会科教室・3年教室付近が、最も遅れているようです。まだ、基礎が作られています。
特別教棟に、木材が。
プールです。作られた頃は、日本水泳連盟に公認されていた50mプールです。漏水が激しくなって、使用されなくなったのは、平成15年度からでした。産業廃棄物として取り壊されることはなく、放置されていました。ここに、新しい動きが起こります。
この頃、テニスコートの手前の広場に自転車置き場があった
校長室の基礎ができています。(旧階段踊り場の強化ガラスから撮影)
2組からワークスペースまでの部分は、基礎の枠まではできました。枠内の部分はまだ土の地面です。
片や、特別教棟の基礎の上部では、木造校舎の建設が進んでいます。次第に、空が見えなくなっています。
5月23日です。
大小の木の柱が立ち始めました。
これは、職員室の基礎です。
生徒玄関の工事の始まり?
足場がどんどん組まれ、並行して柱も立てられました。
上部がギザギザの金属板の出番です。
今回では珍しい「トリミング」済みの写真
特別教棟の床の工事が始まった。
プールに、ついに重機が「進攻」を始めました。
5月24日です。
今回多用されている「材」です。
重機の先端についた滑車です。
運転手の操縦によって、滑車は空を「飛行」しています。
滑車が、つり上げつり下ろしているものは何でしょう。
それはこれです。
今回は、旧校舎コーナーをお休みして、たくさんの写真を使いながら、意地になって8日、時を進めました。
大引っ越しの日まで、あと219日なのだ。