旧校舎と校舎改築の旅2022.5.15

2022年5月15日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

平成25年1月24日です。

 

特別教棟1階の部屋割りが、はっきり見えてきました。

 美術室 美術準備室 木工・金工準備室 木工・金工室 理科準備室 理科室

 

特別教棟ロビーの基礎の上に、金属の棒が立ちました。棒のてっぺんが現在の床の高さなのか?

 

1月25日

 

特別教棟ロビーの基礎に、金属が網状に敷かれた。

 

白い線で作られた図形の位置は、生徒玄関か?

 

1月27日です。

 

特別教棟の廊下にしっかりセメントが敷かれています。

 

この日は、雪が降っていたようです。

 

特別教棟ロビーの基礎に敷かれた網状の金属の上に、壁状の金属が現れました。

 

今の生徒玄関付近のそれぞれの部分は、どこなのかな?

 

1月30日です。

 

特別教棟ロビーの基礎と床をつなぐ金属の構造がはっきりしてきました。

 

作業員がおられる部分は、廊下じゃないか?そうだとしたら、我々の自慢の廊下は広いはずだ。

 

1月31日です。

白い紙のようなものが置かれているのが、玄関横の庭園

右上に突き出た長方形は、玄関のドアの外の部分

どうですか?この推理。

生徒の皆さんには別のアイデアがあるかも。

 

これは和室でしょう。

 

新校舎への大引っ越しまであと332日なのだ。 

シリーズ ヘリコプター実動訓練(第1回)

2022年5月13日 06時45分

5月2日(金)ヘリコプター実動訓練に参加しました。

 

この日、宇和島市が中心になり松野町も参加する中で、災害発生の際、長距離移動を伴うヘリコプターを用いた医療活動の訓練を行いました。ヘリコプター発着地として、松野中学校が選ばれたため、生徒が「災害時の医療活動」「ヘリコプター」について、理解を深めるチャンスを模索しました。

 

10:20(ヘリが愛南町を出発する10分前)

校長先生が、今回の見学の意義とヘリコプターの移動の予定を説明しました。

 

車での移動では80kmを要する区間を、ヘリコプターは30kmを15分で結びます。時速120kmという計算になります。

 

 

見学では、9人の生徒がヘリコプターに搭乗します。9人の「宇宙飛行士」が紹介され、拍手でたたえられました。

 

11:25(出発5分前)

岡田先生が、「飛行士」から送信される空からの眺めを受け止めるため、全員のタブレットのセッティングの設定についてレクチャーしてくださいました。

 

※ 残念ながら、関係者の方から、届け出なしに上空から動画を同時に配信するのは法律に触れるということで、この企画はボツになりました。

 

11:35(愛南町出発5分後)

松中の南側の山の向こうからやってくるヘリコプターを見つけるため、南の方向に向かって目を凝らしました。

 

11:48(予定より3分遅れて)

ついにやってきました!

 

一人の看護師さんが降り立ってこられました。

 

大勢の生徒は、安全のため駐車場で見学です。

 

宇宙飛行士と生徒会役員は、接近が許可されました。

 

駐車場で見学している生徒の一人が何かを試みています。

 

なんと、実力の持ち主のこの生徒は指二本で巨大なヘリをつまむことに成功したようです。おめでとう!

 

生徒会役員は、打ち合わせなしのこの企画にどう乗っかろうか、情報把握能力をフル稼働しています。

がんばれ!

  おいおいどうする? この状況を

 

よし!今だ!

 

歓迎の気持ちと敬意のこもった花束贈呈です。

 

喜んでいただければ幸いです。

旧校舎と校舎改築の旅2022.5.8

2022年5月8日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

平成25年1月15日です。

 

そもそもこの穴は、今のどこの部分だと思いますか?

 

1月16日です。

 

ついにセメントが入りました。

 

1月18日です。さっきまで注目していた穴に垂直に別の穴が作られ始めました。

 

1月21日です。二つ目の穴にもセメントが入りました。

 

皆さんどう思いますか。一つ目の穴が特別校舎ロビー、二つ目の穴が特別校舎の廊下だと思ったら、つじつまが合うような気がしませんか?

 

1月22日です。向こうの端っこは美術室じゃないか?

 

1月23日です。

理科室、技術科室の形が見えてきたよ!

 

金属の資材が用意されました。セメントを流し込むミキサー車の出番がこれから増えました。

 

 

ミニ重機もがんばっています。

 デカい恐竜の時代は終わって、これからは小さなほ乳類の時代だぜ(えっ!本当か?)

 

新校舎への大引っ越しまであと340日なのだ。 

旧校舎と校舎改築の旅2022.5.1

2022年5月1日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

平成25年1月8日です。

 

地中に埋まったものが、工事のじゃまになっているようです。こうした旧校舎の名残を細かく取り除かなければなりません。

 

 土の中から水道管が突き出ている

 

1月9日です。

 

今日も重機が地球をつつき壊しています。

 

 

ここは、現在の理科室の裏でしょうか。作業員の皆さんが使う簡易トイレと自動販売機が見えます。

いくつもの杭が立てられています。

 

1月10日です。

 

この器械は何でしょう?

 

掘った穴の深さを測定する器械です。

 

力強い土木工事の陰には、「計算」があるのです。

 

1月12日です。

 

1月7日から掘られ続けた穴は、随分形が整いました。

 

穴の形を整える段階になると、作業は細かくなります。細かい作業のための重機は小さい。

 左上の重機と比べても 椅子の大きさと比べても

 

 重機の「頭部」の横に並ぶミニ重機 かわいい 

 

新校舎への大引っ越しまであと351日なのだ。       

旧校舎と校舎改築の旅2022.4.24

2022年4月24日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

起工式を終えた3日後の平成24年12月28日の様子です。

 

アスファルトは、建築される校舎の一部として敷かれたのでしょうか。工事車両のスムーズな運行のために敷かれたのでしょうか。

 

 

 

工事現場は仕事納めが終わり、現場監督が一人で地面の様子を見つめられています。

今年、大変お世話になりました。来年もどうかよろしく、立派な学校を作ってください。良いお年を。

 

年が明けて、平成25年1月7日になりました。

 

12:30、今回の主人公である「重機の頭部」がスタンバイしています。

 

14:50 基礎作りのために、土地をへこましています。

 

とても大きな音は、工事の困難さを表していました。

 

ある理科の先生は、「松野中は地震に強いと思いますよ。とにかく岩盤が固いんです。」

(災害を楽観視してはいけませんが、安心の発言でもあります。)

 

これがその岩盤です。少し掘っただけで岩の塊が顔を出しました。

 これでは桜の根も下には伸びないよ 横に横に伸びるんだな

 

 この服は、時の校長山本浅幸先生ではないか??

 

16:40 さすが重機!ここまで掘りました。(人力ではこうはいかない)

 

当面、地面(地盤?)との闘いになるようです。

 

新校舎への大引っ越しまであと356日なのだ。

〈繰替休業日企画〉 旧校舎と校舎改築の旅2022.4.18

2022年4月18日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

告知 連載「旧校舎と校舎改築の旅」のコアなファンのために、カテゴリ「旧校舎と校舎改築の旅」を設けました。これからも、連載は続きます!

 

平成24年12月25日、第2学期終業式の日、松野中学校新校舎起工式が行われました。

 

厳かな雰囲気の中で、粛々と行われました。関係者の皆さんが準備をされています。

 

式典が始まりました。

 

阪本町長様です。(当時、以下同じ)

 

森田教育長様です。

 

山本校長です。

 

滝本PTA会長様です。

 

新城生徒会長も出席しました。

 

今にして思えば、起工式というのは「スラップド」から「ビルド」に転じる日の儀式ということになります。

この日から、「校舎完成後の大引っ越し」まで、369日を要しました。

カメラはそれを追いました。起工式が終わり、「旅」の再開です。 

旧校舎と校舎改築の旅2022.4.10

2022年4月10日 05時00分

告知 日曜連載「旧校舎と校舎改築の旅」のコアなファンのために、カテゴリ「旧校舎と校舎改築の旅」を設けました。これからも、連載は続きます!

 

平成24年12月21日です。地面のひもが張られているのが見えますか?このひもで囲まれたエリアに、特別校舎が作られるんですね。

 

 

突如、アスファルトが敷かれました。これは何だ?

 

整地のための土か?

 

下の写真の右に見えるコーンで張られた2本のひもは平行ではない。廊下の微妙なカーブを生み出す仕掛けなのでしょう。

 

12月23日です。

 

謎のアスファルトです。

 

学級の裏のテラスのあたりですね。

 

何の障害物もなく、旧校舎がその勇姿を見せてくれている。

 

現在の美術室の東の端からのながめ。レンズの位置を下げると、地面の粗(あら)が目立つのが不思議。

 

 

 

次の写真の右の階段で、生徒がよくおしゃべりしていました。

 

今考えると、アスファルトは現在の上履き可の中庭ではないでしょうか。いや、違うか?

旧校舎と校舎改築の旅2022.4.3

2022年4月3日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

告知 日曜連載「旧校舎と校舎改築の旅」のコアなファンのために、カテゴリ「旧校舎と校舎改築の旅」を設けました。これからも、連載は続きます!

 

平成24年12月9日11:40頃、がれきはほとんど目に付かなくなりました。

 

工事現場の中央で、最後のがれきの山が回収されています。

 

14:45頃

 

17:00頃 ほぼなくなりました。

 

12月13日、地面にわずかに残った旧校舎の基礎の形から、元の校舎の場所を推察しています。

 

奥が美術室、左下に伸びているのはPC教室方面に向かう渡り廊下、右下は生徒玄関です。

 

12月14日です。夜の作業に備えての投光器です。

 

12月17日、がれきは消えたのですが、地中に埋まった障害物がしぶとく取り除かれています。

 

水道管もじゃま。

 

木の根もじゃま。

 

運ばれて行きます。

 

土の中のじゃま物を、どうやって見つけるんだろう。

旧校舎と校舎改築の旅2022.3.27

2022年3月27日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

平成24年12月4日です。

 

がれきは、きれいに分類されています。

 

前回3.20号で紹介された残された手洗い場です。

 

特別校舎の東半分の解体は、驚くほど急ピッチでした。最後の柱が倒されています。

 

 

少しでも早い新校舎着工に向けて、作業員の皆さんは本当にがんばっていただきました。

 

 

 

12月5日です。

 

理科室の裏にあったビオトープです。

 

 

分類されたがれきの搬出が、本格的になりました。

 

12月6日です。

 

朝7時、特別教棟が東の端まで解体されたことが確認できました。

 

10時40分です。

特別教棟東半分は、すでに東から少しずつがれきの撤去が始まっています。

(手洗い場も、ついになくなった)

  中央やや右の白い斜めの帯は、9年前の「私」の落書きです

 

15時40分

   「私」の落書きは、左端に

 

落書きは、がれき撤去済みラインでした。5時間で順調に東に移動しました。

 

12月8日です。

 

工事現場の隅っこに、大切な宝物が保存されていることが分かりました。

  校歌の碑 今は生徒玄関前円形庭園に

 

 

これらは、今も校舎周辺に鎮座していますね。

 

今回は、5日分進みました。「宇宙戦艦ヤマト」も途中からペースアップしました。

旧校舎と校舎改築の旅2022.3.20

2022年3月20日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

平成24年12月1日です。

 

理科室の東の端まで、取り壊しは進みました。

 

 かつて、理科室から調理室への廊下を知る者にとっては、ショッキングな写真だ

 

特別教棟トイレは、外気とつながったトイレでした。

 

12月2日です。

がれきが壁のように積み上げられています。

 

がれきというと、戦争や災害を思い出します。しかし、工事現場のがれきはそれらとは違います。

搬出しやすいように、人間によって段取りを立て整理されています。

 

全ては、人間のアンダーコントロールに置かれています。人間によるコントロールが困難な戦場や災害とは違います。

 

そこここに、「分類」が見られます。

 

12月3日です。特別教棟トイレの取り壊しです。

 

 

 

 

重機は、日々東に東に進んでいきました。

 

壊すだけではありません。分類されたものが、少しずつ運び出されています。

 

調理室の前にあった、手洗い場がなぜか残されていました。

 

シリーズは、いよいよ12月に。これからも、応援よろしくお願いします。