旧校舎と校舎改築の旅2022.4.24

2022年4月24日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

起工式を終えた3日後の平成24年12月28日の様子です。

 

アスファルトは、建築される校舎の一部として敷かれたのでしょうか。工事車両のスムーズな運行のために敷かれたのでしょうか。

 

 

 

工事現場は仕事納めが終わり、現場監督が一人で地面の様子を見つめられています。

今年、大変お世話になりました。来年もどうかよろしく、立派な学校を作ってください。良いお年を。

 

年が明けて、平成25年1月7日になりました。

 

12:30、今回の主人公である「重機の頭部」がスタンバイしています。

 

14:50 基礎作りのために、土地をへこましています。

 

とても大きな音は、工事の困難さを表していました。

 

ある理科の先生は、「松野中は地震に強いと思いますよ。とにかく岩盤が固いんです。」

(災害を楽観視してはいけませんが、安心の発言でもあります。)

 

これがその岩盤です。少し掘っただけで岩の塊が顔を出しました。

 これでは桜の根も下には伸びないよ 横に横に伸びるんだな

 

 この服は、時の校長山本浅幸先生ではないか??

 

16:40 さすが重機!ここまで掘りました。(人力ではこうはいかない)

 

当面、地面(地盤?)との闘いになるようです。

 

新校舎への大引っ越しまであと356日なのだ。

〈繰替休業日企画〉 旧校舎と校舎改築の旅2022.4.18

2022年4月18日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

告知 連載「旧校舎と校舎改築の旅」のコアなファンのために、カテゴリ「旧校舎と校舎改築の旅」を設けました。これからも、連載は続きます!

 

平成24年12月25日、第2学期終業式の日、松野中学校新校舎起工式が行われました。

 

厳かな雰囲気の中で、粛々と行われました。関係者の皆さんが準備をされています。

 

式典が始まりました。

 

阪本町長様です。(当時、以下同じ)

 

森田教育長様です。

 

山本校長です。

 

滝本PTA会長様です。

 

新城生徒会長も出席しました。

 

今にして思えば、起工式というのは「スラップド」から「ビルド」に転じる日の儀式ということになります。

この日から、「校舎完成後の大引っ越し」まで、369日を要しました。

カメラはそれを追いました。起工式が終わり、「旅」の再開です。 

旧校舎と校舎改築の旅2022.4.10

2022年4月10日 05時00分

告知 日曜連載「旧校舎と校舎改築の旅」のコアなファンのために、カテゴリ「旧校舎と校舎改築の旅」を設けました。これからも、連載は続きます!

 

平成24年12月21日です。地面のひもが張られているのが見えますか?このひもで囲まれたエリアに、特別校舎が作られるんですね。

 

 

突如、アスファルトが敷かれました。これは何だ?

 

整地のための土か?

 

下の写真の右に見えるコーンで張られた2本のひもは平行ではない。廊下の微妙なカーブを生み出す仕掛けなのでしょう。

 

12月23日です。

 

謎のアスファルトです。

 

学級の裏のテラスのあたりですね。

 

何の障害物もなく、旧校舎がその勇姿を見せてくれている。

 

現在の美術室の東の端からのながめ。レンズの位置を下げると、地面の粗(あら)が目立つのが不思議。

 

 

 

次の写真の右の階段で、生徒がよくおしゃべりしていました。

 

今考えると、アスファルトは現在の上履き可の中庭ではないでしょうか。いや、違うか?

旧校舎と校舎改築の旅2022.4.3

2022年4月3日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

告知 日曜連載「旧校舎と校舎改築の旅」のコアなファンのために、カテゴリ「旧校舎と校舎改築の旅」を設けました。これからも、連載は続きます!

 

平成24年12月9日11:40頃、がれきはほとんど目に付かなくなりました。

 

工事現場の中央で、最後のがれきの山が回収されています。

 

14:45頃

 

17:00頃 ほぼなくなりました。

 

12月13日、地面にわずかに残った旧校舎の基礎の形から、元の校舎の場所を推察しています。

 

奥が美術室、左下に伸びているのはPC教室方面に向かう渡り廊下、右下は生徒玄関です。

 

12月14日です。夜の作業に備えての投光器です。

 

12月17日、がれきは消えたのですが、地中に埋まった障害物がしぶとく取り除かれています。

 

水道管もじゃま。

 

木の根もじゃま。

 

運ばれて行きます。

 

土の中のじゃま物を、どうやって見つけるんだろう。

旧校舎と校舎改築の旅2022.3.27

2022年3月27日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

平成24年12月4日です。

 

がれきは、きれいに分類されています。

 

前回3.20号で紹介された残された手洗い場です。

 

特別校舎の東半分の解体は、驚くほど急ピッチでした。最後の柱が倒されています。

 

 

少しでも早い新校舎着工に向けて、作業員の皆さんは本当にがんばっていただきました。

 

 

 

12月5日です。

 

理科室の裏にあったビオトープです。

 

 

分類されたがれきの搬出が、本格的になりました。

 

12月6日です。

 

朝7時、特別教棟が東の端まで解体されたことが確認できました。

 

10時40分です。

特別教棟東半分は、すでに東から少しずつがれきの撤去が始まっています。

(手洗い場も、ついになくなった)

  中央やや右の白い斜めの帯は、9年前の「私」の落書きです

 

15時40分

   「私」の落書きは、左端に

 

落書きは、がれき撤去済みラインでした。5時間で順調に東に移動しました。

 

12月8日です。

 

工事現場の隅っこに、大切な宝物が保存されていることが分かりました。

  校歌の碑 今は生徒玄関前円形庭園に

 

 

これらは、今も校舎周辺に鎮座していますね。

 

今回は、5日分進みました。「宇宙戦艦ヤマト」も途中からペースアップしました。

旧校舎と校舎改築の旅2022.3.20

2022年3月20日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

平成24年12月1日です。

 

理科室の東の端まで、取り壊しは進みました。

 

 かつて、理科室から調理室への廊下を知る者にとっては、ショッキングな写真だ

 

特別教棟トイレは、外気とつながったトイレでした。

 

12月2日です。

がれきが壁のように積み上げられています。

 

がれきというと、戦争や災害を思い出します。しかし、工事現場のがれきはそれらとは違います。

搬出しやすいように、人間によって段取りを立て整理されています。

 

全ては、人間のアンダーコントロールに置かれています。人間によるコントロールが困難な戦場や災害とは違います。

 

そこここに、「分類」が見られます。

 

12月3日です。特別教棟トイレの取り壊しです。

 

 

 

 

重機は、日々東に東に進んでいきました。

 

壊すだけではありません。分類されたものが、少しずつ運び出されています。

 

調理室の前にあった、手洗い場がなぜか残されていました。

 

シリーズは、いよいよ12月に。これからも、応援よろしくお願いします。

旧校舎と校舎改築の旅2022.3.13

2022年3月13日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

平成24年11月29日です。

 

生徒玄関が、すっかり取り壊されました。

 

まだ、重機のターゲットにならない普通校舎ですが、生徒玄関への出口が穴になってしまいました。

そこで、板でふさがれました。

 

 

これでは、普通校舎に泥棒が入るのでは?

いえいえ、工事現場はフェンスで囲まれており、この穴の破壊を試みるためにフェンスを越えて侵入した時点で、犯行の意図が知られることになります。

 

特別校舎の東の端の部屋のガラスが壊されています。特別校舎全体にわたって、取り壊しの準備が整っています。

 

11月30日です。

この日も重機が活躍しています。

 

「これこれ、廊下を土足で歩いている人は誰ですか?」などと、声をかけても無駄ですね。

工事現場での一番の王様は、重機です。

 

調理室が完全に取り壊されました。

 

特別校舎のトイレです。

 

普通校舎の1階はフェンスで囲まれ下り、通常現場をのぞくことはできないのですが、生徒玄関の近くにあった研修室から、のぞき見できました。

 

ヨーロッパにある▲▽△▼▲ブルグ門ではありません。特別教棟西の端の美術室の最後に残された壁です。

 

数分後、完全に壊されました。

 

この時期は、がれき地帯が広がっていくことを、ただただ見守っていました。

  美術室付近

 

旧校舎と校舎改築の旅2022.3.6

2022年3月6日 05時00分
旧校舎と校舎改築の旅

平成24年11月28日です。

 

朝になり、工事が再開されました。

 

かつて、「宇宙戦艦ヤマト」というテレビアニメがありました。このアニメの締めくくりは、「地球滅亡の日まであと36X日、あと36X日なのだ!」というナレーションで終わりました。

 

私は、そのとき不安になりました。週に1回のアニメなのに、1回について滅亡の日までの日数が1日ずつしか減りませんでした。「この漫画は、7年かかるのか?」と思ったことを、このシリーズを始めて思い出しました。

 建物の解体においては、コンクリート片だけではなく、たくさんの鉄筋が現れる

 

このシリーズも、まだ、11月の様子を続けています。校舎完成・引っ越しまであと約400日を残しています。

 

このペースでは、8年かかってしまいます。それは無理でしょう。なんとかしなければ。

 

この日も、夕方がやって来ました。

 

一面ががれきの山と化す頃には、かわいいミニ怪獣の出現が見られるようになります。

     今活躍している大人怪獣と比べ、随分小さい

 

夕方になっても、大人怪獣は働く。

 

 PC教室の向こうには、共同調理場の壁が見える

 

 

作業が終わりました。

 

木工・金工道具が、搬出されています。

 

床が引っぱがされると、重い機械のあった木工・金工室、準備室は、複雑な基礎の上に作られていたことが分かります。

 

  ほこりが舞ってますねえ

写真集 松野町旧庁舎お引っ越しお手伝い(最終回)

2022年3月2日 05時00分

松野町が新庁舎へ機能を移転したことに伴って、2月16日(水)全校生徒が旧庁舎に引っ越しのお手伝いを行いました。

 

引っ越し作業が終わった後、役場の職員の皆さんの案内で、新庁舎の見学に向かいました。

 

コミセンから、雪の中、新庁舎へ。そこには、すばらしい建物が新しく作られていました。

 

 

大会議室へ案内されました。この部屋の広いこと、大きいこと、真新しいこと。

 

職員の方から、庁舎改築の経緯や新しい庁舎のコンセプトについて、お話をお聞きしました。

 

 

 

お話が終わり、新庁舎の見学へ。新しい建物の中を歩き回るのは、最高の気分です。

 

図書コーナーに、今度、読書や勉強をしに来よう。そうしよう。

   職員の方がいろいろ質問にも答えていただきました

 

  こんな部屋もあるぞ きれいだね

 

  見上げている

 

   見上げている

 

見学が終わり、町長さんがお別れに来てくださいました。

 

生徒会長が、貴重な経験をさせてもらったこと、松野町の歴史の1ページに立ち会えた今の気持ち、見学してみての感想などを、町長さんに伝えました。

 

 

 

 

 

町長さんのお話をお聞きし、今日の日程を終了しました。

 

今日は、本当にありがとう。みなさんが成長した際には、ぜひ松野町に帰ってきてください。

 

ただただ一言、一生忘れられない一日になりました。関係の皆さんありがとうございました。

生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。

写真集 松野町旧庁舎お引っ越しお手伝い(第4回)

2022年3月1日 05時00分

松野町が新庁舎へ機能を移転したことに伴って、2月16日(水)全校生徒が旧庁舎に引っ越しのお手伝いに向かいました。

 

この日は、雪が降っていました。

   雪で山がけむっている

 

     旧庁舎2階から

 

 

9年前の平成25年12月29日の松野中学校新校舎への引っ越しの日も、雪が降りました。不思議な縁を感じます。

あの時は、たくさんの町民の方が手伝ってくださいました。今回は、その恩返しができました。

そして松中生が、松野町新庁舎にとって身近な存在になってくれることを期待します。

 

究極のミッション、2階の荷物の運び出しが始まりました。

体の不調を訴える生徒は一人もおらず、集中力が欠かせない作業に取り組むことができました。

 

 

時間切れで作業は終了しましたが、かなりの仕事量をこなしました。