松野町が新庁舎へ機能を移転したことに伴って、2月16日(水)全校生徒が旧庁舎に引っ越しのお手伝いに向かいました。
第3回は、旧庁舎1階の作業の終盤です。(1階って?)
おびただしい数のヒトとモノが、旧庁舎からコミセンに向かって流れています。
玄関には、移転のお知らせの貼り紙が
この日は、雪が降っていました。
9年前の平成25年12月29日の松野中学校新校舎への引っ越しの日も、雪が降りました。不思議な縁を感じます。
あの時は、たくさんの町民の方が手伝ってくださいました。今回は、その恩返しができました。
そして松中生が、松野町新庁舎にとって身近な存在になってくれることを期待します。
1階の作業も終盤です。
足下に気をつけて!
終盤の終盤になると、数人の生徒が床の細かい作業に黙々と取り組んでいました。
ソフトテニス部のウィンドブレーカーは、カメラのフラッシュをしっかり反射している
全校生徒の努力の成果の光景です。
よくもここまでやったもんだ!
旧校舎と校舎改築の旅
平成24年11月27日、ついに旧校舎は屋根の解体に入りました。
生徒玄関の屋根がターゲットになりました。
怪獣ののどの付近に、水が噴きかけられています。ほこりが舞い上がることを防ぐためです。
美術室の屋根が引っぱがされています。
なぜか、シート状のものが引き上げられています。
夜になりました。
解体の過程では、各教室が思いもしない姿を現します。
木工・金工準備室
PC教室 この部屋だけシャッターがあった
この日の工事は終わり、あたりは静まりかえっていますが、舞い上がったほこりはまだ空気中を漂っており、カメラのフラッシュで雪のように輝きます。
木工・金工室
静けさを取り戻した松野中学校に、月の光が注がれています。
柱と壁だけになった理科室の空洞の向こうに、普通校舎が見えます。
しかも、この理科室はすでに箱の形ではなく、南側の壁と柱でどうにか保たれています。
松野町が新庁舎へ機能を移転したことに伴って、2月16日(水)全校生徒が旧庁舎に引っ越しのお手伝いに向かいました。
松野町コミュニティーセンターの様子です。ここは、旧庁舎から搬出される物の主な到着場所です。
初めはこんなに広かったのですが…。
ここでも、きびきびとよく働いています。
ステージでは、パソコンとその周辺機器の整理を行いました。
これは、一種の頭脳プレーだ!
ちょうどその頃、2年女子を主体に編制された一大グループが、巨大なロッカーを持ち上げ、旧庁舎を出発していました。
さあ、いくよ! OK!
なかなか勇壮な場面である
せまい入り口では、3年男子が細かくサポートしている
無敵部隊 コミセンに入城だ!
指はさむなよー そっと置こうぜ
一大ミッション完了だ!
あんなに広かったコミセンが、荷物でいっぱいに。達成感がほとばしるとは、このことだ!
松野町が新庁舎へ機能を移転したことに伴って、2月16日(水)全校生徒が旧庁舎に引っ越しのお手伝いに向かいました。
今回のシリーズの舞台です。
松野町旧庁舎
松野町コミュニティセンター
集合場所の「コミセン」に町長さんが駆けつけていただいて、お礼と激励のお言葉をかけていただきました。
そして、役場の職員の方からの説明をお聞きした後、
いざ!旧校舎に突入!
おお、これはやりがいがあるじゃありませんか!
ゴミ袋の搬出場所はここです。
確かにここは、役場の皆さんがこの間まで活躍されていた場所です。
さあ、力を合わせていこうぜ!
先生方が激励鼓舞しなくても、自ら動く、動く、本当によく働きました。
忙中、笑顔あり(^▽^)
それでは、MKくんに第二の舞台「コミセン」に連れて行ってもらいましょう。
〈続く〉
正門から入ると職員室の前に、大きく「輝」と刻まれた石碑があります。
これは、2016年2月4日に除幕式を行った、栄光を称える石碑です。
最初に名を刻んだのは、柔道部で活躍した生徒でした。
みんなでひもを引っ張って、石碑が披露された光景を懐かしく思い出します。
今年度、この石碑に新しく名前が刻まれることになりました。
19日(土)朝
石碑が運び出されていました。
旧校舎と校舎改築の旅
平成24年11月23日、怪獣の猛進撃が進んでいます。
美術室から理科室前の渡り廊下付近です。
左 生徒玄関 中央奥 PC教室・木工金工室 右 美術室・理科室
11月26日です。
工事現場では、こまめなゴミの搬出が重要です。
袋に詰められたゴミの周りは、比較的清潔です。
ゴミを積んだトラックが何台も去って行きました。
一方で、割れたガラスがとりあえず放置されているのも、工事現場です。
疲れ切った怪獣の頭部が、しばし休みを取っています。
さて、これはかつて何の小屋だったのでしょうか。
答え 美術室横の陶芸小屋でした。
2月3日(木)全校生徒が、古い椅子と机と新品の木の椅子と机を入れ替えています。
新しい椅子と机は、とても重く運ぶのが大変でした。
でも、これからは新しい木の椅子と机を使わせてもらうと思うと、つらさを忘れました。
ちょっとした祭りっぽい雰囲気を、たくさんの写真で醸し出して(かもしだして)みます。
ここは、古い椅子と机と新しい椅子と机の交換所。マイチェアとマイデスクとの出会いの場。
新しい椅子と机を抱え、帰途に着く これは、最高の気分だ
新しいパートナーを探している どこにいるんだ?
古い椅子と机が、整然と並べられている。
この中には、他の係をしている友達や、学校を休んでいる仲間の分も運んであげている人もいる。
しかも、何往復も。
引換所からは、次から次と新しい椅子と机が運び出されている。
彼らは、体育館の前で特別なミッションを引き受けた1年生の特殊部隊である。
「そこの1年生!君たちは『五人の侍』か?!」「いいえ!『ゆかいな仲間たち』です。」
新しい椅子と机の入城だ!(いつからお城になった?)
教室に帰ると、なぜかホッとするね。するする。
教室に帰ったら、椅子の足の裏に「消音パット」を貼りました。
(これが、優れ物!実に静か)
さあ、これで明日から新しい気持ちでがんばろうぜ!おう、がんばろう!
2月3日(木)全校生徒が、古い椅子と机と新品の木の椅子と机を入れ替えています。
新しい椅子と机は、とても重く運ぶのが大変でした。
でも、これからは新しい木の椅子と机を使わせてもらうと思うと、つらさを忘れました。
ちょっとした祭りっぽい雰囲気を、たくさんの写真で醸し出して(かもしだして)みます。
そして、とりあえず何もなくなった…。
白い椅子と机が並び始めた
ここからは、別のカメラマン
古い椅子と机すべてを処分するわけではありません。特別教室のもっと古い椅子や机と交代させることもあります。
となりの部屋で、これからも使ってあげるね
まだ咲かぬ桜の木のそばを、椅子と机を持って歩くのだ
松野の風に吹かれながら
旧校舎と校舎改築の旅
平成24年11月21日です。
校舎の取り壊しと並行して、庭園の大伐採が行われています。
松野中の大きな財産だった大庭園でしたが、確かにここに手を下さなければ工事車両は自由に動けません。
何よりここに、今の校舎が建設されたのです。
校舎解体の最初の印象は、窓がなくなるということです。
私たちは、窓に守られていた。ここは美術室。
11月22日です。
円形庭園に緊急避難していた大きな石は、生徒玄関のわきにやられ、庭園は平らにならされてしまいました。
運命に翻弄されている石たちは、改築後大切にされるからこそ翻弄されているのです。処分される石や植物は、ある日私たちの前から消えています。
2階・3階の教室から、解体の過程のこのような様子を見ながら、生徒は勉強していました。
生徒玄関から、下駄箱が搬出されました。
左は美術室 右は陶芸釜があった小屋
9年以上前のことに記憶が定かでなくなってきた今でも、これは理科室であることはわかります。
足元に整然と並んでいるのは、各机につながっていた電線やガス管、水道管だとわかっているからです。
怪獣が暴れた跡に、ロッカーが残っています。
旧校舎と校舎改築の旅
今回はまず、取り壊される前の「美術室」「美術準備室」をご覧いただきます。
美術部に所属していた卒業生の皆さんには、思い出深い場所ではないでしょうか。
ここからは、美術準備室です。美術の先生にとっての基地です。
なんとも言えない雑然さに、数十年の時の重なりを感じる
この場所で、授業の合間に一息つかれていたのでしょうか
ブログ「旧校舎と校舎改築の旅2022.1.23」では、重機による旧特別校舎の解体の始まりの様子をお届けしました。
同じ日に、意外なビッグイベントが行われていました。
数々の消防車両・救急車両が、松野中学校に集結しています。そして、校舎改築の工事現場の入り口には、ある看板が立っています。
「訓練中 鬼北消防署」の文字が
様々な、消火道具、救出器具の向こうに少なからぬ人が集まっています。
そして、何かが始まりました。
美術室のドアのガラスを割り、巨大な電動回転のこぎりで鍵をこじ開けています。
そうです。間もなく解体される校舎を使った消火訓練・救出訓練が始まったのです。
先ほどの訓練の跡です。効率的なガラスの割り方、ドアの鉄板の切り方が考えられています。
続けて、美術準備室のドアの前で、若い勇敢な消防士の一団が円陣を作っています。
そして、大声で声を掛け合い大切な事柄の確認をしています。
そしていよいよ救出作戦開始!突入!
後方部隊は、ドアの外から監視と必要な援護を!
訓練の結末や、いかに!
〈続く〉